今回は、ビジネス書「ライフシフト」を読んだ感想を書いていきたいと思います。
世界的ベストセラーのLIFESHIFT(ライフシフト)、「人生100年時代」と言う言葉が日本に輸入された元になっている本です。
2016年に書かれた本で、今が2022年なので6年前の本ですが、今だからこそ読むべき本だと思います。
というのは、年金削減問題、物価が世界的に上昇していて日本人の賃金が上がらないなど連日ニュースにもなっています。
そこで漠然と不安をおぼえている人たちが今後の生活を考えていく上で、考え方を変えるいいチャンスになる本です。
この「LIFE SHIFT」(ライフシフト)の著者の一人であるリンダ グラットン氏はロンドンビジネススクール教授、人材論、組織論の世界的権威の方です。
この本では、これまでのロールモデルがあまり役に立たなくなると言っています。私達親世代での、教育→仕事→引退が王道のパターンで終身雇用が当たり前、とりあえず大学を卒業しておけば安泰という考えでした。
しかし、50歳未満の日本人は100年以上生きる時代、100年を過ごすつもりでいた方が良いと書かれています。
それでは私たちは、何をこれからしなければいけないのでしょう?
この本の構成は、順序だって今ある現状から、新しいシナリオ、ステージお金、時間の使い方そして新たな未来の人間関係について語られています。
著者は「あなたは100年生きる可能性がある」ということを認識しているか?と問いています。
そして、これからは前の世代とは違う考え方が必要でマルチステージの時代になると語っています。私たちはどうすればいいのでしょうか?本の中で私が重要だなと思ったところをまとめました。
★有形資産だけでなく、無形資産を大事にすべき
★主体的に動いて、会社以外のコミュニティでの時間を大切にしたほうがいい
★ワークライフバランスを1番に大切にする
長寿化、高齢化社会というと、今までは負のイメージしかありませんでしたが、LIFESHIFT(ライフシフト)を読んで意識がガラリと変わりました
。これからは・・
★ワークライフバランスを意識して大切にする。
★常に世の中、周囲に関心、アンテナをもって柔軟なマインドでいるように務める。
★積極的に自分の好きなことを追求して人生を楽しむ。
今回ご紹介したLIFESHIFT(ライフシフト)は、内容は少し硬いですが学生の方、若い人にも全ての世代の方にオススメしたい本です。
幸せな老後に向けて試行錯して、何でも諦めずにやりつづけることも大事なのかなと思いました。
最新版、LIFESHIFT2もまた後日ご紹介できたらと思います。